月刊ブラック

ただの備忘録+αです

自然派ママ氏が推奨する『ホメオパシー』について少しググる



 自然派ママ氏が案の定大炎上してますね。
 

togetter.com
 
 僕もちょっと前に一度読んでいて、タイトルに『ケミカルフリー』だなんて胡散臭い単語付けてるもんだから怪しいなとは思っていたんだけど案の定燃え上がった。大体ケミカルなものって何だよ、炭酸ナトリウムが入ってたらケミカルなのか? 化学工学的に量産された石鹸はケミカルじゃないのか?
 

ホメオパシーは同種療法と言われています。


たとえば、火傷だったら「熱い→冷やす」というサポートの仕方ではなくて、



熱い思いしたところに、

適度に熱さを与えることによって、

体の機能を活性化させる、

スイッチを入れてあげるという考え方です。

ameblo.jp


件の記事にある、参考にした記事を見てみると

 

火傷したところが 赤く線のようになっている程度なので

決して深刻なものではないです。

今回はレメディーじゃなくて
同種の原理 を用いた (表現が固いね )

手当てをすることにしました。


 

 ん? 同種の原理? ……おそらく同種の法則(「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という仮説)の事を言ってるんだと思う。


 少し検索かければ分かるんだけど、これはホメオパシーの提唱者ハーネマンの『仮説』で、原則だとか原理だとかの『正しいもの』という意味ではない。同種の法則はいつでも成り立つものではない、と証明されているのに、それが原則として成り立つと信じているのだからこれは間違っているというのがわかる。


 というか、彼女らは『同種の法則というのに従っていれば怪我が治る!』とでも思っているのだろうか……いや、思っているからやってるんだろうな。
 
 
 なんか、ホメオパシーというのを拡大解釈しているという印象を感じたので、とも氏の所属する日本ホメオパシー医学協会のサイトを見回ってみる。
 

jphma.orgホメオパシーとは>レメディ

http:// http://jphma.org/About_homoe/remedy.html


レメディーを摂る本人以外はレメディーに触れないようにしてください。レメディーに触れると、多少触れた指からもエネルギーが入ってしまいます。
 


 ……なんか、電波を感じて、これはヤバいやつだ、と感じてしまった。

 エネルギーとかいう単語も出てきたので半周して読み物として関心が現れますね。エネルギー、みんな感じてるー?
 
 
 もうすでに、二百年位前に提唱されたホメオパシーという治療法と、現在信仰されているホメオパシーは概念としてはほぼ別物になってしまったのだなと思った。当時はアボガドロ数とかが知られる前の時代だったし歴史的背景もあって医療行為として広まったのだけれど、今はオカルティズムや反科学主義が加わってカルトじみたものになってる。

 今回はパっと調べてみただけだけどもっと潜ればさらにヤバい思想とかが観測できるかもしれませんね。
 
 
 最後に、明大の方が啓いているサイトの紹介。

ホーム | 疑似科学とされるものの科学性評定サイト


 の一項にホメオパシーという欄があってとても参考になりました。本文にもあるけど、疑似科学ではあるが歴史的には強く影響を与えたし言説そのものが無意味だったとはいえない、との事。


 こういった背景を無視してdisってる人がまあいるわけだけれど、中途半端な科学知識でやっていくとそのうち足元を掬われて科学警察に御用になる可能性があるのでしょうね。皆さんやっていってほしいなと思いました。おわり。